赤祖父石灰華生成地
天然記念物
東西原集落を流れる赤祖父川の上流に、炭酸水の湧きでる湧出口がある。湧出口には灰
白色または赤褐色の石灰華が沈殿している。石灰華とは白山火山帯の影響で炭酸ガスを含んだ地下水が、地中で石灰岩を少しずつ溶かし、やがて地表に湧き出る
と炭酸ガスが逃げ出すために、溶けていた炭酸石灰が川底に沈み、固まったものである。
所在地:南砺市東西原
所有・管理者:東西原集落
指定年月日:昭和40年1月1日
善徳寺宝物
有形民俗文化財
善徳寺は、江戸時代から浄土真宗寺の触頭として加賀藩の手厚い保護を受けてきており、藩主の子女が入寺して住職や奥方となり、深い関係があった。
善徳寺所有の器物類の多くは、その婿入、嫁入した時の道具がそのまま残ったもの、または、その際新調したもの等で、その中には藩や将軍家から贈られた由緒ある品物も含まれている。
所在地:南砺市城端405
所有・管理者:善徳寺
指定年月日:昭和55年9月12日