教念寺本堂「欄間」
彫刻
この欄間は、教念寺本堂の内陣と外陣との間仕切りにある5枚のうち、両端にある2枚のものである。赤・白・緑などの彩色が施された菊の彫刻があり、桃山時代の気風を残している。
所在地:南砺市城端369
所有・管理者:教念寺
指定年月日:昭和62年10月7日
細野熊野神社は集落を見おろす閑静な小高い丘の上にあり、参道脇に真宗寺院の西光寺がある。西光寺以前は西方寺又は光源寺という真宗寺院があったといわれる。この聖観世音菩薩立像と薬師如来坐像は、西方寺との関わりのなかで、熊野神社が蔵したものであろう。
所在地:南砺市細野丸塚215 熊野神社
所有・管理者:細野区長
指定年月日:昭和61年4月5日
狛犬木鼻
彫刻
この彫刻は狛犬として作られたものではなく、寺社建築における木鼻である。阿形と吽
形の対をなし、頭部は嵌込みとなっている。吽形の木鼻には、これを止めるための柄穴が残る。少くとも200年以上を経ていると思われ、古い寺社建築の部分
遺物として価値がある。作者は不明である。
所在地:南砺市城端1669
所有・管理者:城端神明宮
指定年月日:昭和61年4月5日