顕如書状
古文書
この文書は、石山合戦終了後、和睦の条件に従って大坂から紀州鷺森(現和歌山市)に
退去した顕如が、諸国の門徒衆に対して発した消息の一つである。この中で、顕如は和睦の経緯を述べるとともに、長男教如が和睦をくつがえして、徹底抗戦に
切りかえたことを非難しつつ、それに応じないよう諸国門徒を戒めている。
所在地:南砺市城端1030
所有・管理者:瑞泉寺
指定年月日:昭和49年9月9日
城端織物組合事務棟
登録文化財
城端は近世以来、絹糸を原料に絹織物の町として栄えてきた。
この建物は、
木骨2階建で、間口5間半×奥行12間の総2階建に表玄関が付いている。外観は玄関を中心に左右対称で、上げ下げの長窓を付けている。擬洋風建築の面影を
残しつつ、シンプルな近代西洋様式を表現している。内部の装飾などにも、洋風建築の憧憬のエネルギーが感じられる。
所在地:南砺市城端648−1
所有・管理者:南砺市
指定年月日:平成12年12月4日