狛犬木鼻
彫刻
この彫刻は狛犬として作られたものではなく、寺社建築における木鼻である。阿形と吽
形の対をなし、頭部は嵌込みとなっている。吽形の木鼻には、これを止めるための柄穴が残る。少くとも200年以上を経ていると思われ、古い寺社建築の部分
遺物として価値がある。作者は不明である。
所在地:南砺市城端1669
所有・管理者:城端神明宮
指定年月日:昭和61年4月5日
本殿神門並玉垣欄間
彫刻
この欄間は、城端神明宮本殿の神門と外廓透しの玉垣に施され、39面ある。作者は加
賀藩の名工烏伯の作と伝えられるが、烏伯については不明である。正面玉垣は、頭部と腰部に彫刻欄間を入れ、東面・西面・後面玉垣には腰部にのみ彫刻欄間を
入れている。それぞれ伝統的な図様であるが、技法は見事である。
所在地:南砺市城端1669
所有・管理者:城端神明宮
指定年月日:昭和61年4月5日