組中人々手前品々覚書帳
古文書
この覚書帳は、元禄6年(1693)7月に書きあげられた人別帳で、当時の在町9か
町の組合頭から今石動町奉行・篠島豊前宛に差出された報告の副本である。これら記録の内容によって、天正以来(1573〜)の町の成立、成長の過程が数字
的に明白に把握することが出来るほか、人口・人名・年令・性別・宗旨・職種・来住年等のすべてを知ることが出来る。
所在地:南砺市城端953 南砺市城端図書館
所有・管理者:南砺市
指定年月日:昭和41年6月4日
西村太冲は明和4年(1767)生まれ、天明3年(1783)京に上って医術を学ぶ
かたわら、西村遠里に天文暦数をならった。同7年(1787)に遠里が没し、太冲は西村氏を継いだ。寛政11(1799)年には加賀藩に召され、明倫堂の
天文の師範となったが、1年余で辞職して城端に帰り、医者をするかたわら『符天暦』などを編んだ。
所在地:南砺市城端953 南砺市城端図書館
所有・管理者:南砺市
指定年月日:昭和43年9月2日