巴塚の松
天然記念物・名勝
平家追伐のため信州より兵を起し、越後を経て、越中に入った木曽義仲の妻巴御前は、
砺波山の合戦(1183)で活躍した。しかし、やがて都を追われたので、かつての戦友である石黒太郎光弘を頼った。その後、尼僧となり定住した。91歳で
入寂と伝えられる。その跡地は巴塚と称される。
巴塚に植えられた1本の松が、樹齢を重ね巨松となった。
所在地:南砺市福光1194−2
所有・管理者:南砺市
指定年月日:昭和34年11月5日
砂子谷の大杉
天然記念物・名勝
スギ科スギ属アシウスギ
砂子谷の冨士社境内にあるスギの巨木で立山杉といわれている。幹の周囲は、地境で7.15m、樹高は約28m、樹冠の直径は約20mである。
樹齢約700年とされ、室町時代から現代に至る移り変りを今に伝えている。
所在地:南砺市砂子谷
所有・管理者:冨士社
指定年月日:昭和47年10月20日