木造聖観世音菩薩立像
彫刻
本尊の聖観音立像の厨子の前に安置されていたので「お前立」とも呼ばれている。本尊
は秘仏のためお前立が33年に1回開帳されていた。寄せ木造りで彩色はない。鎌倉初期の写生風の作品であり、また、秘仏である本尊の写しとしての特長もよ
く表現されている。県内の鎌倉時代の観音像では、最も優れたもののひとつである。安居寺収蔵庫に安置されている。
所在地:南砺市安居4941
所有・管理者:安居寺
指定年月日:昭和40年1月1日
金銅聖観世音菩薩立像
彫刻
小矢部市埴生で出土したものであるという。藤原末期の優美な古胴鋳造聖観世音である。
所在地:南砺市高堀232
所有・管理者:善證寺
指定年月日:昭和51年10月12日
安居寺古仁王立像
彫刻
安居寺本堂前の山門にある。慶長20年(1615)、摂津阿摩崎右近阿部大工徳兵衛尉の作である。
所在地:南砺市安居4941
所有・管理者:安居寺
指定年月日:昭和46年7月20日